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オープンデータと参考値について

Ynosis の機能と操作のガイドです。

2026年9月6日読了 6分
#使い方
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オープンデータと参考値について

Ynosis では、施設自身の成分表(分析書)がまだ登録されていない場合に、周辺の源泉に関する公開データを「参考値」として表示することがあります。施設詳細では 「周辺源泉に基づく参考値」 バッジと注記で区別しています。

この値は施設の掲示や浴槽の湯そのものを保証するものではありません。泉質名・成分が実際と異なる、または根拠の弱い表示になることがあります。

データの出所

参考値の主な出典は、産総研 地質調査総合センター(GSJ)地熱情報データベース です。

  • 公開ページ: 地熱情報データベース(GRES-DB)
  • 内容: 全国の温泉・地熱泉に関する位置情報、各種イオン濃度、泉温・pH、泉質名(文字列)、出典 など
  • 更新: 調査・公開時点のスナップショットであり、施設の最新掲示と一致するとは限りません

Ynosis は GSJ 等の公開データセットを取り込み、サービス内で参照できる形に整えています。

施設との関連付け

参考値は、施設の所在地に近い 公開源泉データ をもとに表示しています。必ずしもその施設が実際に使っている源泉の分析書ではありません。

  • 施設の成分表(確定値)が最優先 … ユーザー登録・写真読み取りの分析表がある施設では、参考値は表示しません
  • 参考値はあくまで目安 … 同じ温泉地でも、別の泉眼・別の分析時期の値が載っていることがあります

どの公開データをどの施設に結びつけるかは、サービス側で慎重に判断しています(詳細は非公開です)。

成分・泉質の表示

公開データの項目を、Ynosis の成分表形式に 変換して表示 しています。

  • 載る項目 … 元データに含まれる主要イオン・遊離成分など(データセットにより項目数は異なります)
  • 載らない項目 … Ynosis が扱う成分のうち、元データに無いものは 空欄 のままです
  • 泉質名 … 元データの「泉質」表記を、読みやすい日本語に整えて表示します。イオン成分から Ynosis が泉質を再計算しているわけではありません

参考値の成分表でも、確定値と同様に mg/kg・mval/kg・mval% の切り替えができます(施設の検索と閲覧)。

信頼性上の限界

限界説明
施設との不一致近隣源泉のデータであり、浴槽の湯・掲示の分析書と別物である可能性
項目不足イオンが欠けている・古い分析であるのに、泉質名だけ正式名称に近い表記で残っている
泉質名と成分の乖離泉質文字列と数値成分がセットで検証されていない
遊離 H₂S の欠落公開データでは遊離硫化水素 (H₂S) が未計測のことが多く、硫黄泉の香り・特徴が反映されない
時期・条件の差分析年代・湧出条件が施設の現在の掲示とずれている

検索・一覧の泉質タグにも参考値の泉質名が含まれることがあります。確定値(施設公表値)より優先度は低い 扱いですが、タグとして見える場合は上記を念頭に置いてください。

Ynosis における表示の優先順位

施設詳細・検索で泉質・成分を見るとき、おおむね次の順です。

  1. 確定値 … 施設に紐づく成分表(写真読み取り・手入力)。バッジ 「施設公表値」
  2. 参考値 … GSJ 等由来の周辺源泉。バッジ 「周辺源泉に基づく参考値」
  3. 掲示用泉質名 … 分析表も参考値も無い施設向けの補足表示(出典に注記あり)

より信頼できるデータにするには

参考値は「データが無いよりマシ」な占位であり、施設の掲示分析書で上書きするのが正 です。

泉質名の読み方・療養泉区分の背景は 療養泉と泉質名の基礎知識、掲示の実情は 温泉分析と成分表示の実情 も参照してください。

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