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温泉の百選リスト

文化に関する読み物 — 地質・制度・業界・トレンド

2026年10月9日読了 4分
#制度・資格
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温泉の百選リスト

「百名湯」「名湯百選」「温泉100選」——どれも100前後の温泉地名が並ぶので、初めて見ると同じようなリストに感じられます。ところが選んだ人・目的・更新の仕方がまったく違い、載っている温泉地も大きくかぶりません。旅行ガイドを買い間違えるように、名前だけで中身を決め打ちしないほうがよいテーマです。

なぜ「百」なのか

江戸時代には相撲の番付になぞらえた温泉番付のように、遊び心で温泉地を格付けする文化がありました(温泉の選定・格付け文化)。現代の「百選」系も、その**「代表的な温泉を並べて語る」**系譜を引き継ぎつつ、媒体ごとに次のような違いがあります。

観点松田の日本百名湯(旧・新)名湯百選にっぽんの温泉100選
選定の中心温泉学者によるフィールドと論考温泉療法医・医療寄りの推奨旅行業・観光関連の投票
リストの固定性書籍・連載ごとに別の100公式ページ上の固定一覧毎年順位が変わるランキング
読み物として各温泉の解説が本体(書籍)地名リスト+外部解説順位表・特集記事が本体

四つのノートの使い分け

  • 名湯百選 … NPO「健康と温泉フォーラム」が公開する一覧。湯治・温泉療法の文脈で「行く価値のある温泉地」として挙げられた地名が並びます。
  • 日本百名湯(松田・旧) … 日本経済新聞連載(2000〜2002年)をまとめた旧・百名湯。松田忠徳氏が全国を踏み、泉質や風土を軸に選んだ100温泉地です。
  • 新日本百名湯 … 2006年文庫の新版。旧版と意図的に入れ替えた選定で、同じ「日本百名湯」という呼び方でも別リストとして扱います。
  • にっぽんの温泉100選 … 観光経済新聞社の年次ランキング。旅行会社などが投票するその年の人気・評価のスナップショットで、固定の「日本の100湯」ではありません。

Ynosis での見方

Ynosis は、上記の掲載有無を施設の認定タグにはしません。代わりに成分表と湯使いの登録データから、独自の Ynosisにおける名湯(足元湧出、または加水・加温・循環・消毒がすべて「なし」)を案内します。百選リストは文化・メディアの地図として読み、実際に行く施設を決めるときは Ynosis 上のデータを確認してください。

各ノートの末尾には、温泉地名から Ynosis 施設検索へ飛ぶリンクを付けています。書籍の解説文やランキング表そのものは載せず、どの温泉地を指すかだけを索引にしています。

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