温泉郷ONSENKYO
下呂温泉
温泉郷に関する読み物 — 名湯・地域の温泉文化
2026年9月6日読了 3分
#温泉郷
温泉郷/ONSENKYO
下呂温泉
日本三名泉に数えられる、飛騨川のほとりの「美人の湯」
岐阜県下呂市、飛騨川の谷あいに広がる下呂温泉は、草津温泉・有馬温泉と並んで「日本三名泉」に数えられる名湯です。室町時代の禅僧・万里集九や江戸時代の儒学者・林羅山がこの三湯を並び称したことがその由来とされます。お湯は無色透明で、とろりとした肌触りが特徴のアルカリ性単純温泉。刺激が少なく肌になじみやすいことから「美人の湯」の愛称でも親しまれています。
温泉の始まりには「白鷺伝説」が伝わります。鎌倉時代、山の中腹にあった源泉が突然涸れてしまった際、一羽の白鷺が毎日同じ場所に舞い降りて傷を癒やす姿が目撃され、村人がその跡を追うと飛騨川の河原に新たな湯が湧き出していた、という言い伝えです。その白鷺は温泉寺の本尊・薬師如来の化身であったとされ、今も温泉寺には湯口を見守るように白鷺の像が置かれています。
川のほとりで湯につかる、下呂らしい情緒
飛騨川の河原には、かつて増水時以外は無料で入れる露天風呂「噴泉池」があり、川のせせらぎを聞きながら開放的な湯あみが楽しめる下呂ならではのスポットとして知られていました。2024年以降、マナー・安全面の理由から入浴利用は禁止されています(足湯・見学のみ)。ネット上の旧情報に注意してください。
マニアックな豆知識
集中管理システム — 下呂の宿・日帰り施設・足湯は同一系統の源泉を共有。泉質は無色透明のアルカリ性単純温泉で、部位による差が小さい。
共同浴場3館の定休日設計 — 白鷺乃湯(水)、幸乃湯(火・第4月曜)、クアガーデン(木)とずらしてあり、どの曜日でも最低2館は開館。
湯めぐり手形 — 加盟旅館約15軒から3箇所選べる周遊券(1,500円・6ヶ月有効)。各宿の日帰り受付時間帯が短く、事前確認必須。
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